美しさと力強さで圧倒された『バチカン美術館』の見どころ、行き方、注意点についてお伝えします。
「地図のギャラリー」は、旅心くすぐる美しさ✨
すごく人気のバチカン美術館なので、早めの予約がおすすめです
動画でみたい人はこちら↓
バチカン美術館へ入館
フィレンツェからの渋滞を乗り越えて、『バチカン美術館』に到着しました。
ここが入口です。
このオーディオガイドで説明を聞きながら見学します。
今回のイタリア旅行で何度か使いました。
受付カウンター、スタイリッシュです。
バチカン美術館は人気の観光地なので、いつも混んでいるようです。
わざわざ入館料を払って稼ぎに来ているスリがいるので、外にいる時と同じように荷物に注意が必要です
同行者やガイドさんと はぐれないように頑張ってついていきましょう。
混雑で はぐれても探しに行けないので、はぐれないように着いてきてください。
と言われました。
ガイドさんは細長い棒のようなものを高く掲げてくれるので、人ごみでもそれを目印に進んでいけます。
私達のガイドさんは、この黄色い顏がついた棒で案内してくれました。
バチカン美術館 入館前の注意点
- 服装チェックと荷物検査(X線)があります。
- 露出が多い服装(短パンや肩が出る服)ビーチサンダルでは入場できません。
- 大きい荷物は 無料で 1F クロークルームに預けることができます。
- フラッシュ撮影はNG
「システィーナ礼拝堂」は、撮影禁止(厳しい監視があります)。
目を奪われる!「二重らせん階段」
有名なバチカン美術館の2重螺旋階段。
上から見たところ。
カッコいいなぁ!
これは下から見たところ。
上り専用と下りの専用の2つの階段があります。
ジュゼッペ・モーモのデザインです。
バチカン美術館内 ピーニャの中庭
2重螺旋階段ではなくエスカレーターを上がると、広々したところに出ます。
ここは『ピーニャの中庭』。
ブロンズで作られたピーニャが置かれているため、『ピーニャの中庭』という名前になりました。
「ピーニャ」はイタリア語で、「松ぼっくり」という意味です。
バチカン美術館は世界最大級の美術館です。
古代彫刻、エジプト・現代キリスト教美術などの作品にあふれています。
「丁寧に見て回ると1週間かかる」と言われるほど、作品が多く見ごたえのある美術館です。
ここで『システィーナ礼拝堂』の説明を聞きます。
『システィーナ礼拝堂』の中は静かにしていないと怒られちゃいます。
ガイドさんが説明することもできないので、事前にこのパネルの前で説明してもらいます。
『システィーナ礼拝堂』はバチカン宮殿内にある礼拝堂。
盛期ルネサンスを代表する芸術家たちの装飾絵画作品で、世界的に有名な礼拝堂です。
ミケランジェロは絵よりも彫刻の方が好きで、気が乗らないまま『システィーナ礼拝堂』の天井画を描いたそうです(笑)
それでも『最後の審判』はミケランジェロの絵画作品の頂点とされているほど、素晴らしい作品です。
最後の審判(のパネル)↓
『システィーナ礼拝堂』内は写真撮影も禁止されています。
綺麗な天井。
『バチカン美術館』内から見えた駐車場のような場所。
この写真から混雑具合が少し伝わるかなと思います。
満員電車のように混んでいます💦
タペストリーのギャラリー
この廊下は、『タペストリーのギャラリー』。
両側の壁に大きな「タペストリー」が展示されています。
Lenaはタペストリーよりも白基調の天井が美しいと思って、天井の写真を多く撮っていました。
ヒビが入ってしまっているところも少しありました。
冒険心をくすぐる「地図のギャラリー」
この廊下は『地図のギャラリー』と呼ばれています。
両サイドにイタリア各地の地図の絵が広がっていて、カッコイイ !!
個人的に この場所がバチカン美術館の中で一番お気に入りです😊
絵画や彫刻がたくさん!!
ここは『地図のギャラリー』の出口です。
ラファエロの代表作『アテナイの学堂』
中央の本を持った2人はプラトンとアリストテレスです。
頬杖をついている紫色の服の人は、哲学者ヘラクレイトス。
ミケランジェロがモデルです。
“最後の審判”など 神秘的な美しさ「システィーナ礼拝堂」
最後に『システィーナ礼拝堂』に入ります。
天地創造の9つの物語の中で、最も有名な『アダムの創造』 。
神がアダムに生命を吹き込もうとする瞬間が描かれています。
迫力があって、とっても綺麗。
ミケランジェロ作 『最後の審判』
『システィーナ礼拝堂』の祭壇側の壁に描かれています。
この世の終わりに再臨したキリストの裁きを受け、生前の行いによって天国か地獄に送られるシーンが描写されています。
中央で光を背負っているのが『イエス・キリスト』、隣の女性が『聖母マリア』です。
61歳のミケランジェロが、この大作を約5年でほぼ一人で完成させました。
ミケランジェロ、スゴすぎる!
『システィーナ礼拝堂』では静かにしないといけません。
普通くらいの声のボリュームで話してても、注意されている人がいました。
Lenaが今まで行った観光地の中では、最も厳しく 話し声や写真撮影を取り締まっていました。
『システィーナ礼拝堂』内の写真は、著作権フリーのサイトからお借りしています。
バチカン美術館 / アクセス・営業時間・料金
バチカン美術館 / Vatican Museums | |
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入館料 | 美術館とシスティーナ礼拝堂: 17ユーロ(約2,295円) |
定休日 | museivaticani |
営業時間 | 基本は 月曜~土曜日 9:00~18:00 (最終入場16:00)museivaticani |
アクセス | 地下鉄 オッタヴィアーノ(Ottaviano)駅 徒歩8分 |
HP | Vatican Museums – Official Website |
チケット購入・予約 | バチカン美術館・システィーナ礼拝堂 バチカン美術館+システィーナ礼拝堂(日本語ガイド) |
『システィーナ礼拝堂』を右の出口から出ると、そのまま『サンピエトロ寺院』に入れました。
まとめ バチカン美術館内の見どころランキング
『バチカン美術館』は すごく見ごたえのある美術館で、ゆっくり観ると半日以上かかります。
それほど時間をかけられない人も多いと思うので、個人的なおすすめの場所をランキングにしました😊
正直、Lenaは絵画だけの美術館は途中で飽きてしまうことが多いけど、バチカン美術館は違いました。
- ギャラリーの装飾がすごくキレイ!
- ガイドさんから聞いた歴史的背景を知って、興味どんどん高まります!
バチカン美術館 行ってよかったです
この後はバチカン美術館を出てすぐのところにある『サンピエトロ寺院』を見学します。
Have a great day !
≪ 2015/05 1ユーロ / 135 円 ≫
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