神々しい美しさの『サンピエトロ寺院』と『サンピエトロ広場』、国境を越えローマの『サンタンジェロ城』を観光しました(^^)
・バチカン観光の見どころ
・『サンピエトロ大聖堂』『サンピエトロ広場』『サンタンジェロ城』のアクセス、料金など基本情報
・バチカンからイタリアへの国境越えの様子
徒歩で散策するのが楽しい場所でした!
動画でみたい人はこちら↓
サンピエトロ大聖堂
バチカン美術館のシスティーナ礼拝堂から出ると、サンピエトロ大聖堂の『聖年の扉』がありました。
パっと見、フィレンツェ 「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」の『天国の門』と似てると思っちゃった。
似てるけど違います。
『聖年の扉』は、基本的に25年に1回の「聖年」の行事の時にだけ開きます。
次に開くのは2025年です。
世界中から信者がバチカンを訪れるので、混雑します。
こちらは『フィラレーテの扉』。
左から順番に「死の扉」「善と悪の扉」「フィラレーテの扉」「秘蹟の扉」『聖年の扉』と、5つの扉があります。
この建物『サンピエトロ大聖堂』の内部に入ります。↑
世界最大級の教会堂建築です。
『サンピエトロ大聖堂』は違う呼ばれ方があります。
”サンピエトロ=聖ペテロ”と呼ばれたり、『サンピエトロ寺院』とも呼ばれます。
入館してすぐ右にあるのが、ミケランジェロ作『ピエタ像』
十字架から降ろされたイエスの亡骸を抱いているマリア様。
1972年にハンマーを打ち付けられる事件が起きた為、その後防弾ガラスが据えられました。
ハンマーを打ち付けるって、激しいですね 💦
これは聖堂内の『聖年の扉』の裏側です。
『サンピエトロ大聖堂』内部。
全体的に金色で、豪華な造りです。
中央に広い身廊があり、両脇には側廊があります。
1972年にハンマーを打ち付けられる事件が起きた為、その後防弾ガラスが据えられました。
ハンマーを打ち付けるって、激しいですね 💦
これは聖堂内の『聖年の扉』の裏側です。
『サンピエトロ大聖堂』内部。
全体的に金色で、豪華な造りです。
中央に広い身廊があり、両脇には側廊があります。
キレイだなぁ(^^)
ミケランジェロ設計のクーポラ。
神々しい光が差し込んでいます。
クーポラの下には、ベルニーニ作の大天蓋(バルダッキーノ)があります。
教皇の祭壇(コンフェッシオーネ)を守っているようです。
神々しさ、大きさ、美しさで圧倒されます(^^)
観光で見られる場所がたくさん登場します。
サン・ピエトロ大聖堂 / アクセス・営業時間・料金
サン・ピエトロ大聖堂 / Basilica di San Pietro in Vaticano | |
入館料 | 『サン・ピエトロ大聖堂』の内部は入場無料、クーポラへは有料(予約不可) |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 4~9月 7:00~19:00、10~3月 18:30まで |
アクセス | 地下鉄 オッタヴィアーノ(Ottaviano)駅 徒歩11分。 |
HP | https://m.museivaticani.va/content/museivaticani-mobile/en.html |
サンピエトロ広場
バチカンと言えば、この景色、『サンピエトロ広場』 (^^)
ベルニーニが設計し、11年かけて完成させました。
世界中から集まるカトリック信者を想い、”母のように両腕を広げ受け入れた様子”をデザインで表現しています。
バチカンの傭兵はなぜスイス人?
『サンピエトロ大聖堂』の外に出ると、バチカンの傭兵さんがいました。
ポップでオシャレ!
制服デザインのルーツはミケランジェロだそうですが、諸説あります。
バチカンの傭兵はスイス人です。
バチカンなのに、なんでスイスなの?
・・と思い、調べてみました。
1505年、当時ヨーロッパで無類の強さと知られていたスイスの傭兵が雇われることになりました。
1527年、「ローマ略奪」事件で、美術品の略奪、教会の破壊、芸術家の殺害などが起こります。
バチカンにも敵が攻め入り、不利な状況の中スイス衛兵たちは勇敢に戦いました。
スイス衛兵たちの活躍により、危機一髪の所で当時の教皇はバチカンを脱出することができました。
当時のスイス衛兵の勇敢さは、今も語り継がれています。
現在もバチカンを警護するスイス衛兵の任務は誇り高いものとされているそうです。
ポスト
可愛いポスト!
旅の記念に、バチカンから手紙を出す人が多いみたいです。
4本の柱
横から見ると、奥に向かって4本ずつ柱が立っています。
アスファルトに白い〇マークが付いている場所(真正面)から見ると、手前の柱に奥の柱が隠れます。
オベリスク
このオベリスクは本体部分の高さが約25m。
ローマのオベリスクは、中世に一度は倒れていることが多い中、このオベリスクは移設されたことはあっても、一度も倒れたことはないそうです。
バチカンからイタリア(ローマ)へ
この低い柵のようなところの向こう側へ渡ると、バチカンからイタリア(ローマ)へと国が変わります。
入出国検査はなく、パスポート不要です。
「歩いてると いつの間にかローマにいる!」という感じ。
通りがかったレストランの店員のおじさんが、陽気に歌を歌ってました。
ローマの街の雰囲気と合っていて、カッコいいなぁ。
サンタンジェロ城
『サンピエトロ広場』から東へ「コンチリアツィオーネ通り」をまっすぐ進むと、『サンタンジェロ城』!
カッコイイお城!!
バチカンの『サンピエトロ大聖堂』と、城壁上の通路で繋がっています。
『サンタンジェロ』は、”聖天使”という意味です。
ローマでペストが大流行した際、教皇グレゴリウス1世が 城の頂上で “剣を鞘に収める大天使ミカエル” を見て、ペストの流行が終焉した・・という言い伝えに由来します。
大天使ミカエル ↓
139年、ハドリアヌスの霊廟として建設されました。
その後年月を経て、要塞として強化され、牢獄や避難所としても使用されます。
現在は博物館として利用されています。
『サンタンジェロ城』の頂上から見える景色は絶景で、バチカンの『サン・ピエトロ大聖堂』が望めます。
映画「天使と悪魔」には、夜のサンタンジェロ城が登場します。
夜も美しいなぁ(^^)
サンタンジェロ城 / アクセス・営業時間・料金
サンタンジェロ城 / Castel Sant’Angelo | |
入館料 | 約14ユーロ(1,890円) 時間帯などによって多少変わるようです。 |
定休日 | 1月1日、5月1日、12月25日 |
営業時間 | 9:00~19:30, 最終入場18:30 |
アクセス | 『サンピエトロ広場』から、徒歩10分弱。 メトロ『Lepanto(レバント駅)』から徒歩15分。 |
HP | https://www.castelsantangelo.com/ |
さいごに
今回はバチカンの『サンピエトロ大聖堂』と『サンピエトロ広場』、ローマの『サンタンジェロ城』と進んできました。
そこら中がカッコよくて、中世の世界に迷い込んだ感覚になります🎵
この後はローマでイタリアンディナーに行きます。
Have a great day !
≪ 2015/05 1ユーロ / 135 円 ≫
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